工藤真紀子さんの個展を見て、パープルームギャラリーへ

日記とスケッチ

先日、平塚市美術館で工藤真紀子さんの個展を見ました。

工藤さんの絵はキャラクターのデフォルメを用いながらも、いつも絵画的な色彩と画面構成、筆遣いが魅力的です。

工藤さんの絵は数年前に六本木のギャラリーで初めて見て、初めは強い色彩に驚いて、あまりよさがわからなかったのですが、、、それから2,3度見るうちに目が慣れて、今はどの絵も好きです。尊敬する作家のうちの一人です。

工藤さんの作品

同時開催されていた「気になる!大好き!これなぁに?こどもたちのセレクション」も観ました。
こちらは古典的な絵画が多く、共感できる要素は少なかったです。
石田徹也の絵が2枚展示されていたのは良かったですね。石田は海外ではもっと評価が高いようです。僕は初めて生で見ました。石田はかなり具象的でリアルな絵が上手い人だと思っていたのですが、現物を見ると筆の荒いタッチ等が見えてきて、やっぱりこの人も手で描いてるんだよなと安心ました。

展示を見終わって、図書コーナーへ。1時間ほど、アンリ・ルソーの画集を読みました。素朴な絵がいいですよね。ルソーの絵が藤田嗣治を経由して、日本絵画にどう受容されていったのかが書いてありました。初めてピカソからルソーの絵を見せられた藤田はあまりの自由さに驚いて、絵の具箱を床に叩きつけてしまったそうです。

色々興味深いことが書いてあったので。こちらはまた後程記事にしたいと思います。

パープルームギャラリーへ

平塚市美術館は神奈川県だったので、折角ならと今話題のパープルームギャラリー「キャラクター絵画について1」を見に行くことにしました。大溝駅で降りたのですが、開けた土地で眺めがいいですね。

徒歩15分ほどでギャラリーにつきました。

川獺すあさん
門眞妙さん

正方形のホワイトキューブに、8点ほどの作品が並んでいました。門眞さんの過去展示の冊子や、今回の展示に合わせたインタビュー本も置いてあります。

ペロンミさんは履歴書の展示でしたので画像は載せていません。
twitterではペロンミさんは作家さん自身がキャラクター化しているので、それを表しているのかもしれません。

パープルームの人が3人ほど在廊しています

パープルームTVで作家さんのインタビュー動画がありました。作家さんと梅津さんの対談形式だったのですが、梅津さんが話していることが多くて、作家さん自身の話もきいなりました。。川獺さんは特に、大学の講評ではどういったことを話しているのか興味があります。

今回はシリーズ一回目ということみたいなので、次回の展示や、そこでのインタビューも気になります。

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