最近見た映画とアニメ
「エコール」「流星課長」「この世界の片隅に」「ハウルの動く城」「フランダースの犬」「降霊」「回路」「おでんくん」「宝石の国」「dont look up」
あと何かあったかな、、とりあえずこんな感じ。以下ネタバレありです。
最近primeに追加されたみたい。かなり良かった。少女たちの成長の話なんだけど、灰羽連盟を思い出した。閉ざされた世界の異様さが良いです。ちょっぴりエッチで、ラストが色々想像されてしまいます。あの後どうなるんだろう・・。
「流星課長」
流星課長は庵野監督の実写作品で特にいうこともないです。最高です。
大気圏外から突入するシーンはエバQの冒頭と一緒な気がする。
「この世界の片隅に」
丁寧なアニメーションでのんさんの声もとてもあってましたね。ただ見てひと月程経ってだいぶ忘れてしまった。。主人公の想像力の豊かさがとても素敵で魅力的な人物だった印象があります。それでいて最後旦那さんとけんかする前後辺りは気の強い面もあって、本当に人間的な面が色々見える、いいアニメでした。
「ハウルの動く城」「フランダースの犬」
ハウルの動く城は金曜ロード―ショーで見たのだけど久しぶりに見たら冒頭のソフィの顔の造形の美しさに驚きました。ハウルの動く城のメインビジュアルは魔法でおばあちゃんになったソフィが描かれているのでそっちばかり記憶に残っていました。
あと、美少女だけでなく、美少年も。。ちょうどハウルの前日に、初めてフランダースの犬を見た。そしたらまた、ネロという主人公の少年の顔だちがよすぎてびっくり。金髪に青い瞳、純情で落ち着いていて絵を描くのが好きな繊細な少年・・この翌日にハウルの城を見たせいで二日連続美少年に萌えた。。
「降霊」「回路」
降霊はtwitterでバズっていて気になって見ました。
僕はホラーはB級ばかりみていたのでこれは新鮮で結構好きです。和製ホラーだと貞子と怪談新耳袋くらいしかつまんでいないので、この映画はいわゆるホラーの怖さとは違い人間の欲望の方が怖いなと思えてよかったです。あと同じ監督の「回路」も見ました。こっちはなんていうか、、幻魔大戦を思い出した…、最初はホラーかと思ったら…まさかのポストアポカリプス的展開になっていき、壮大過ぎて最後はついていけず。
ただ何となく、全体の演出に電脳コイルに通じるものを感じた。人が影になったり、別の部屋から幽霊と光が漏れたり、、どことなく既視感がある。
「おでんくん」
多分小学生ぶりに見た。おでんくんっておでん鍋の中のおでん村に住んでるんだけど、人間に食べられるとおでん村の湖から復活する。食べられたおでんは人の胃なかできっと死んでいくんだと思うけど、すぐにおでん村で別のおでんが生まれて記憶は引き継がれる。なんだかクローンが作られているようにも見えて、怖かった。結構いい話も多い。平成の豊かさを感じた。
「宝石の国」
もっと早く見ればよかった。エヴァっぽくてよかったです。3Dもきれいだし。
宝石たちがかわいいし先生もかっこよいですね。
宝石って死なない分老化もしなさそうだし、だからずっと子供で先生に甘えているのかな?とか、先生は人間なら何十年かごとに死んで交代しているのか、それとも科学の力で長く生きているのか、気になります。ただ、主人公は体の一部を少しずつ失い、少しずつ隙間に合金が流れ込むことで宝石同士の連携にも遅延がでているようだし、人間の老化に近いことが起きているのではと思いました。だから他の子よりも一気に大人っぽくなったのかなーとか。
あと月と聞くとエヴァだけじゃなく、かぐや姫の物語も思い出す。・・・続きが気になる。
「dont look up」
久しぶりに見た。科学っていつか来る終焉を回避するためにあるんだなって思った。インターステラーもそう。
社会の分断のはなしだけど、今の日本も同じ状況だと思う。この映画見た時、科学者が理屈で言っても、テレビのコメンテーターはあんまり聞いてなくてテレビの視聴率のことしか考えていない感じ。初めて見た時はちょっと大げさかなと思ってた。でも最近成田悠輔さんという学者さんがテレビに出ていた時、割とアナウンサーの対応がdontlookupと似てたんだよね。アナウンサーはもうとりあえず沈黙を作らないために何かしゃべっちゃう、しゃべらないと落ち着かない、でもそれがあんまり的を得ていない感じ。だから僕はテレビはつまらないと思ってしまうんだけど。 アメリカだけでなく、日本もやっぱり世代間の分断はあるよなーと、改めて思う。
最後宇宙船が太陽系外まで行ってるのはギャグとしてよかった。でも思い返すと、あんなに壮大なプロジェクトに日本は劇中参加していなかった。中国とインドとかが別のロケットの計画をしている話でも日本は確か加わってないよね?これは単に日本は中国とかよりもアメリカ側だからなのかもしれないけど、技術大国としての存在感のなさに日本の衰えを感じた。
こんな感じです。また何か映画を見たら書くかもしれない。
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