先週1年ぶりに箱根へ行きました。
田舎に行くとごはんがおいしいし、毎回ボロ宿に泊まるので違う時代にタイムスリップした感じがして好きです。
今回は一泊2日、ポーラ美術館の「ピカソ 青の時代を超えて」を見に行きました。
↓Anker neblaを使ってます。バッテリー搭載で小型なので絵の下絵の投影にも便利です。
ロニーホーンは1年前に「水の中の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」が同じくポーラ美術館で開催されていたので、その時にも見ました。
あの日は雪が降ったあとで、この立体作品も雪がかぶっていたのを覚えています。でも、雪の日は鑑賞者の靴跡と靴裏の泥で作品の周りの雪が汚れていくので・・霧の中が1番きれいかな。
ピカソ展はとてもよかったです。前から画集で見ていてポストカードでも集めていた作品達が集結していました。
また、ピカソの科学に対する言葉もよかったです。ピカソは後世の人が自分の絵を分析するために、絵を描く過程をビデオにとっていました。今回の展示では、その完成品と映像とが展示されていて、みるみる絵が変わっていく過程がとてもよかったです。
そして実際に、現代の科学技術を使ってピカソの作品を分析し、表層の下に隠れた別の絵を発見していくコーナーもありました。
ピカソは若いころお金がなく、一度描いた絵の上に全く違う絵を描くこともよくあったようです。
そのコーナーを見てから展示作品を注意深く見ていくと、絵の表層の微妙な凹凸から前の状態が想像できるようになってとてもいい体験でした。
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