ねこのほそ道を読んだ

吉祥寺のコピスにある本屋。あそこはいい美術書が置いてある。ペラペラの彫刻など、むさびの本も何冊かあった。そして、展示の図録もかなりある。ねこのほそ道を手に取る。

ねこのほそ道 2023.02.25-2023.05.21 作家:泉太郎、大田黒衣美、落合多武、岸本清子、佐々木健、五月女哲平、中山英之+砂山太

読んでいると、落合多武が以前開催していた個展「輝板膜タペータム」の作品も展示されてるようだ。

あの展示もかなり良かった気がする。

ここでは、猫というのは人の出入りしない空間へ行き、その存在を示してくれるという旨が書いてあった。これを読んで、僕は若林奮が犬を用いていたことを思い出した。

若林奮も同様に、犬が空き地などに入っていって、普段は人が入ることも、気にももしない空間の形を教えてくれると話したことを思いだす。

そのうえで、犬と猫の違いも感じる。若林奮はまじめな感じが犬にどこか通じているし、落合多武は猫のような自由さがある。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
未分類
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク